さて、今回のBIGONE GPのルールは、基本的に長寸で競技を決定する例会であるが、房総大会に限り25a以上のキーパーサイズに設定して競技を行ったのだが、当日はシケ続きで海の状況は悪く、特に「鳥島」に上がった「ウニマサ」「Nao」「PUU」そして私たちに限っては撤収を余儀なくされ最初の磯から「黒影」と言う磯に磯替えを余儀なくされる状況であった。各磯の戦いぶりはざっとこんな感じ・・

表も裏も釣りにならない鳥島から黒影に移った私たちは、ウニマサが先客の釣り師の脇にポイントを設定、しかしここは水深が無く状況的には最悪。思い切ってPUUと私、そしてNaoさんは潮が引いた先端へ出るが唯一釣りができるような水深があるのはPUUが選んだ場所のみ・・・Naoさんはしばらくその浅場で粘ったが風向きが変わって波をかぶるようになって黒影の一番奥のワンドへ場所移動・・・おそらく浅場の静かな場所で黒鯛狙いであろう・・・なかなか勝負師である。

私とPUUは先端で粘る・・PUUは先端部の唯一、溝がありある程度のタナを取れる場所で一発大物を狙っている。私は仕方なく裏側の浅場で岩が露出しているカジメの先を超遠投で狙うしかない・・・つまり釣り座が無い・・。

結果的に私は遠投作戦が功を奏したが掛けても捕れない。しょうがなくカジメごと魚を引き寄せるしかなく3号ハリスで30aのメジナを狙った。ポイントが遠いので食わせることはできる問題は捕れるかどうかだ・・。

しかたなく確実にキーパーを取ることをチョイス。結果的にこれが正解だった。黒影の本島では「ウニマサ」がしぶとく地元先客の脇でメジナを仕留める。彼もまたただいま伸び盛りの精鋭である。しぶとく粘る釣りが結果を残した。

 

さて。黒影の正面でただならぬ雰囲気で竿を並べていたのは「Ishiy」「Kuro」「浜ちゃん」の3名。お互いが腕に覚えのある面々。浜ちゃんはトーナメントに憧れる競技志向のエキスパート、ISHIY&KUROは九州で慣らした敏腕釣り師。3人が交互に竿を曲げながら遠めに見ても心地よい緊張感の中で競い合っている。

結果的に餌取と木っ端メジナに悩まされキーパーを獲れたのはKUROさんと浜ちゃん。浜ちゃんに限ってはなかなかの良型を2回も!!!2回も!!!バラシたらしい・・・思わず心で叫んだ!!リベンジ!!!「バラスならかけるなっ!!」笑

Ishiyもいぶし銀の技を駆使したが今日の海は渋い・・木っ端さえかけるのが難しい釣り。房総の釣りのもっとも厄介な状況である・・僅かにキーパーに足りない魚ばかりが彼を悩ませた。そんな中で浜ちゃん、キーパー1枚を獲ったあとにグルメで賞の「赤めフグ」までちゃっかりキープ・・・さすがに抜け目ない浜ちゃん。

本日、もっとも興味あるバトルを期待できたのが「小梅島」の面子。「ベテラン勢」VS「フラッシュマン勢」の様相を見せた小梅島の戦い。九州で浮名を流した・・失礼、数々の有名磯を攻略した「TAKA」さん、そして今年、ある意味強烈に釣りの結果を欲することでそのスタイルや技術までも進化した「Yoshiy」、そして過去に有名クラブでその実力を遺憾なく発揮してきた「HIRO」ちゃん。

それを追撃するのは、類まれな釣りセンスと引きを持つ「マースケ」そして、現在この釣りがもっとも楽しい時期で勉強熱心な新鋭「海春」プライドと無欲、そして起死回生が入り乱れる白熱の面々。
 
この小梅島では、潮が引けてからの釣りが釣果を左右した、潮が引けて先端部まで出た「海春」がキーパーを確実に確保する。それを追従するベテラン勢、Yoshiyが粘りの釣りでキーパーを仕留める。ポイント制になったこのグランプリの1ポイントの重みを知っているかのような絶妙な勝負勘が交差する。結果的に確実にキーパー2枚を仕留めた海春がこの磯ではトップをゲット。磯釣り暦は浅いが彼はまさに今伸び盛り、今後が楽しみな逸材である。

マースケはグルメで賞になりうる「サヨリ」をちゃっかりげっちゅ。結果的にこれが大正解。2ポイントを奪取。Yoshiyは粘り強い釣りで激シブの小梅島で唯一キーパーを仕留めた。この1尾は3位を奪取した貴重な1尾になった。TAKAさんは持ち前の粘りで踏ん張るが結果が出なかった。またこの場所を良く知る「HIRO]ちゃんもキーパーをキープできずに終わる。ここを熟知する彼でさえこのような結果だったことから言ってもいかに渋い状況であったかがうかがい知れる。