ポイントを変わっての1投目・・・いきなり食った黒鯛39a。

40センチにはちょっと足りなかったが立派な黒鯛、銀鱗艶めく綺麗な魚体の美しい黒鯛。なによりも海春の白浜決戦準優勝を決めた貴重な3尾目のキーパー。これには百戦錬磨の浜ちゃんも吼えた!!まさに人知を超えた引きの強さと運、そしてそれを引き寄せる才能を持った海春の会心の1尾。ここまでキーパーを1投1尾で仕留めた浜ちゃんの闘争心に火をつけた。磯でFEVERが心情の歌って踊れる磯釣り師「浜ちゃん」だが・・ここは一気にコンセントレーションを高めて無言で海に向かう・・・。

しかし・・・その後、これ以上の型はこのワンドでは出なかった・・・いや・・・獲れなかった。

丁度、その頃・・・・江ノ島テラスの左ワンドでもドラマは起きていた。『アジが寄るまでが勝負!』年末から年始にかけて、この白浜でのリサーチ釣行を繰り返し、ここで!なんとしても!トップに追いつ・・・・、ひっくり返したいと執念を見せる「ウニマサ」が大型の魚を左のワンドの中でかけていた。そのワンドは・・・私も含め、ゴエ、Puu・・・それ以外にも・・・数々の釣り人が泣かされた難所中の難所。

 
案の定、その魚は、いつものことのように江ノ島ワンドの左のオーバーハングに突っ込む、あたかも糸の切り方を知っているかのようにワンドの刃物のような突起した部分に沿って糸を切ろうとする・・・・それをさせない釣り人、それをゆるさない釣り人。一段低いところに降りて竿を精一杯前に突き出し糸をかばう・・・それでもオーバーハングを回り込む強引(魚)これ以上前に出れない・・そこで一進一退の攻防が繰り広げられる・・・今日の軍配は諦めなかった釣り人に。

今日のもう一枚の正真正銘のBIGONE・・・メジナ44センチ。
 

白浜沖根、11:00・・・・・潮が止まり、魚の活性がすっかり一段落した頃、執念の気を吐いたのが「ゴエ&マースケ」元祖、天性の引きの強さを身上としていた「マースケ」は、このところすっかりその輝きを失いかけていたが、マッチン左ハナレで久々にかけた魚をばらしたことによって、その元来、持ち合わせる粘り強さに火をつけた・・・際狙い・・・淡々と際狙い・・・その粘りが午後になって実を結び・・・2年ぶりになる白浜のメジナを手に入れた。35aを少し越えるサイズ・・・決して大きくはないが、釣ったことが大きな意味を持つ教え多き一尾。

そして、もう一人・・・復活の狼煙を上げる事を誓ってサオを振る釣り人がいる・・・・BIGONEの設立期・・・この白浜では最も多くの魚を揚げてきたゴエ・・・彼は、午前中にキーパーを一尾「33cm」をあげているが、彼が水面を割る姿をイメージしているのはそのサイズではない・・・・過去に何度も浮かせたサイズ・・・そう狙っているのは・・・ただ1尾、今日一番のBIGONE。マッチンの左ハナレから遠投を繰り返し、ついに追加の一尾を仕留めるも、まだ満足しない・・・そう、ここでは負けられない・・・その執念が最後にその魚を呼び寄せた。