これくらいならなんとかなるでしょ!と言っていた船長だが船をドロタ方面へ走らせると少し表情が硬くなってきたちょうど小さな船の船尾の方に座っていた為、本当に近くに寄るまでドロタの姿は確認できない直ぐ側まで来て船長が舟の向きを変えた時ドロタは初めて私達の目の前にその全景を現した・・。【( o_o)げげげげ!!!小さい!】これが私達の単刀直入な感想。予め小さいと聞いていてこれぐらいだろうとかあれぐらいだとか皆で想像していたが目の前にポツンと頭を出すドロタ島は想像を遥かに凌ぐ小ささである。【ドロタ島???おいおいこりゃ岩だよ岩!】まさにこの表現がぴったりで島というにはあまりにも小さい。その姿はぞうの背中のありのようで絶海の海原にあまりにも頼りなくポツンと頭を出している。しかも高さも無く、岩には備え付けのチャランボががっちりと固定されている。いかにこの島が凪にしか渡れないのかが一目瞭然で理解できるさまであった。目の前でドロタ岩が波に飲まれていく・・・軽く腰の高さくらいの波である。さすがに船長は【ちょっと待ってようかぁ〜】といいドロタを眺めながら暫らくその場でプカプカと待機していた、ましてや船長がドロタのメジナの入れ食いの話なんかするから私達はお預け状態の犬・・・(´ヘ`;)なんで〜よだれが出そうになりながらしぶしぶ長島へ向かう。

海が凪るのを待つために渡った長島、左手には旧ガーデン下
といわれる地磯が見える。 先客がいてうねりがあって低いところは
波が這い上がってくるので磯は広いが今日は釣りになりそうなポイント
がほとんど無い3人では無理だ。裏はプールのように底まで綺麗に
澄んでいて小石まで見える。裏は勝負にならない。仕方なく私とPUUは
向かって右の一段低いところで磯伝いに渡ることにした。時折うねりが
足元を激しく抜けていく。。(-_-;)まずい・・・ちょっと怖いぞ!

ゴエは先客の隣に入ることに・・万が一かかっても取り込めるの
だろうかそうさえ思えるほど左下はサラシがきつくうねりも這い上がっ
てくる様子だった。撤収して白浜渡船でも行きますか?なんて声も
上がっていたがやはりこの北風でナギればドロタに移動できる!
これだけが一筋の光!ここで辛抱して竿を出すことにする。

 
PUUと私が入ったポイントです。取り敢えずチャランボを厳重に
刺して足場のいいところを確保して竿とコマセだけもって渡る。
何度もヨタ波が足元を抜けていく。集中して釣りができるか・。
ポイントは左右の低いところで戻る波でサラシが上手く出来
ていた。潮は左から右へ流れている。一投目でイキナリ手の
ひらサイズのメジナが食ってきた!おいおい!
好スタートやん!いいぞ!その後、深めのタナから初めていた
のでベラなども混ざり飽きない釣りサイズアップを目指す!

サイズアップを狙っていた矢先にフグにやられていた餌が残るようになってきた。私とPUUは示し合わせたように見つめあい。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ♪いよいよ大物が寄ってきたのか!?サラシの先を狙うPUU。サラシの外はフグだらけと見切って足元のハエ根際スレスレを深タナで狙うおぱ。さて軍配は・・・などと考えていると私に念願の大物と思えるじれったいアタリ、そっと穂先を送り込むとすぅ〜〜っとウキが綺麗に消えていく。充分待ってからしっかりと併せた。

(・・;)へっ??根掛かり??本当にそう思った。その直後油断していたわけではないのだがイキナリ強烈な締め込み!! 足元のさらに際へ向かって底へ底へと強烈に絞め込む。片手で対処
していたが手首が「ぐきっ」となって慌てて左手を添える。波に気をつけながら磯の先端へ出て竿を思いっきり前に出して根ズレを回避しようと試みる。道糸は1.75号・・・魚は引き味からいって結構でかいはず!根にすれたら一発だ。竿でためるが中々浮いてこないさらに絞め込む。ようやく観念して浮き始めた魚に
PUUがタモを手にとって期待いっぱいで覗き込んでいる。大型のクロダイ?それにしては引き過ぎる。。。大型のメジナ?それにしては引きが重い・・・。?????マークを頭に一杯つけて浮き始めた魚を凝視!ギラっと一瞬、銀色が揺らめいた!うっそ!やった!ひょっとしてクロダイ!!!喜びが急にこみ上げる!数度の抵抗を抑えてようやく魚が水面を割った。注目する私達!?????

わ〜〜い! 立縞がきれ〜〜〜い!!(・_・)☆ヾ(^^ )なんでやねん!!石鯛(子供)である。

石鯛の子供36センチ1キロ体高のある太ったオデブちゃん!言うまでもなくPUUも私も(・・;)めがてん石鯛師の方々には笑われるかもしれませんがいくら小さくてもさすが石鯛(磯の王者)その引きは強烈で初めてかけた石鯛の引きに惚れ惚れしました。戦車のような強烈なアタックは癖になりそうです。

実は・・・行きの車の中でPUUが・・。
【勝丸は底モノが良いでしょ!そんで最近誰も渡ってないからコマセ入ってないじゃないですか!なんか誰かが石鯛とか上げそうですよね】なんて言っていたのである。そしたら本当になっちゃいました。。。

っていう事はですよ!あの時PUUが石鯛じゃなくって大きなメジナといえばこの石鯛は大きなメジナに化けていたかもしれない!そう思いPUUに渾身の文句を言ったのは言うまでも無い。

でも上がった瞬間にゴエも含め皆、声を合わせて美味そうと言い放ったのにはさすがに恐れ入りました。メジナ狙いで石鯛。。。喜んで良いのか悲しんで良いのか。。。複雑。