私たちの後ろの方でなにやら声が聞こえる・・・振り返ってみるとタモの中に何か入れたゴエが手を振りながらガッツポーズをしている・・「なに???なんなの?」
「ねぇ〜!なに〜〜??メジナ!??」と聞くと、またもやアカベコのように大きくカブリを振っている。磯伝いに側までやってきた彼が手にしているメジナは目測50aはあろうかと言う大物・・メジナの良型が釣れていないのでますます大きく見える・・・「なんだ〜〜!それ〜〜!どこでなにしたん!!??」訳のわからない言葉を発し聞くとワンドの中で道糸が爆発したらしい。。良い型のメジナである。それを見て黙っているわけにはいかない!なにを隠そう彼はクロダイ師である!そして良型のメジナを釣って
「メジナぁ〜〜あんまり嬉しくないね〜〜( ̄ー+ ̄)」
なぞというたわけたことまで言っている・・・そう言う割には写真の笑顔は近年まれに見る満面の笑みであるが・・・笑
「今が時合!!!」空襲警報が発令されたのごとくコマセの空爆を開始する、まるで筋書きがあるかのごとくその1投目に久々に道糸が弾けとんだ!「バリバリバリ!!」恐ろしい音を立てて出て行く道糸に多少戸惑いを感じながら決心を決めてフリーにしているリールのベールを起こす!「ガン!!」衝撃とともに驚異的なパワーが制覇2号を元竿からひん曲げる!ドラグが悲鳴をあげる!「きた〜〜〜〜〜!!!!」頭の中で何かがはじけ飛んで両手でも止めきれない圧倒的パワーに立ち向かう。
「やっと止まった!!」追い合わせを入れるともう一度暴れだす・・シモリに注意しながらジワジワと寄せにかかる・・足元にくるとその締め込みで突然魚自体の重量感が竿に伝わって興奮が最高潮に達する!!尋常じゃない竿曲がりに隣にいた「ハセさん」がタモを持って駆けつけた・・・まだ見えない・・ウキが見えてからもなかなか姿を表さないその強引に目を凝らしながら水面下の大物にくぎ付けになった。やがて浮いてきた魚には見覚えのある3本の線が・・・・。・゚゚・(×_×)・゚゚・。おお泣き
しかし・・・でかい・・・アホみたいにでかい・・・50aはゆうにある・・下手したら60pに近いのでは?と思えるほど大きなサンノジで私の肘は完全にグロッキー・・めげそうになったが今が時合。ここを逃したら釣り人じゃない!!そう言い聞かせもう一度仕掛を振り込んだ・・またもや同じようなアタリ!そして同じような引き・・同じような死闘・・・そして同じ3本線・・・(-_-#)ピクピク これを3連発作り返しさすがにめげた・・。
撤収まで15分・・・最後のチャンス・・・その時またもや同じようなアタリ・・足元にきた今度のサンタは今度がさらに元気!!何度も突っ込みを繰り返す!「も〜〜このサンタクロースめ!!いい加減上がって来い!!」そう思いながら竿でためきると水面を割ったのは3本線の無い奴・・・「なんだよ〜サンタじゃないじゃん!!」( ̄○ ̄;)!っていうか!!メジナじゃん!!!!!」なんだか訳のわからない状況の変化にパニくった。。しかも結構・・いいや私の実力にしてみればかなりの良型。体高があって尻尾もキリっとして綺麗・・魚図鑑のモデルになるような見事なスタイルの尾長メジピョン!!50aには届かなかったが47センチの良型尾長をお互いにキープ・・・こうして終了直前のドラマは幕を閉じた。