下田を3:30に出航してイナンバについたのが約7:00・・途中神津島に立ち寄っても僅か3.5時間で”最後の秘境”と呼ばれるイナンバに辿り着く。一昔前では考えられない時間の短縮である。ようやく我々の目の前にその全貌をあらわしたイナンバは天高く聳え立ち、その頂には無数の鳥達が巣食っている。島というよりも岩と言った方が良いその足元には見たことも無い色の潮がものすごいエネルギーを発しながら流れている。賀寿丸は”表本場”と”裏本場”をゆっくりと見渡しながら島の周りを漂う。「表本場はやっぱりちょっと被ってるね〜物凄く速い潮が差してるから潮の流れだけで波が立っちゃうんだよ〜」と話していた。「乗れないことは無いけど表本場は潮が下げてからのほうがよさそうだね」と言っている。確かに神津などで見る潮流とは次元の違う潮が流れている・・「すげ〜まじかよ〜」と言うと更に船長は「ここは普通の場所じゃないんだよ!よっぽど馴れている人でも大変な場所なんだ」と付け加えた。