グの猛攻を受けながらも久々に生体反応のある○○港にへんな思いで竿を振る「よかったね〜○○港〜魚がいるじゃん!」なんとも情けない応援だが一時期は魚の気配すらなかった時もあった・・沖に払い出す良い潮が出来た、早速そこへ仕掛を振り込む、上手く良い所に仕掛が入った、コマセをウキの手前の潮上に投入する・・潮の加減からいって1.5m手前か??上手くコマセが入った。

へんな話だがあの頃より確実に上達している・・あの頃はあの場所が凄く遠い場所に思えたいた、仕掛も上手く投げ入れられなく、コマセはバラバラになって飛んで滅多に狙った場所へなんか行かなかった・・。妙に嬉しく思いながら数十メートル流していると・・ウキがゆっくりとしもった。。「ここはクロダイも出るから・・遅あわせ・・っと!」しっかりウキが見えなくなってからゆっくりあわた!「ガツッ!!」アワセを入れた竿が急激に折れ曲がる・・「ありゃ??根掛かり??」次の瞬間、根が沖に向かって突然加速しだす・・戦車のような地を這う引き。

決して素早くは無いがとてつもなく重い引き加減・・竿でためようにもドラグが自然に滑り出す・・止まらない。
   
一段低いところに飛び降りて無理やり魚の向きを変えようと試みると以外にも魚が向きを変えて船道を近寄ってきた。ゆっくりと浮かせようとするがまったく浮く気配は無い・・以前変わらぬ凄い重量感。

得体の知れない引きにもっとも安全な場所に移動「湾内」へ魚を誘導する、逆らう魚は正面の根に走る・・ココは譲れない!強引に竿でためる・・なんとか止まった・・攻守一転!今度は締め上げる!首を振った!!やった!クロダイだ!!そう確信した瞬間に1.5号の道糸ははりのチモトから切れた・・切れたチモトは白濁してクニャクニャに伸びきっていた。

2004年の初ヒットは、私の知る限りではここで上げた「80センチ/5.5キロのヒラメ」並みの重量感をもつ魚・・昨年1月、内房の猪ノ瀬でバラシた魚も比較にならない魚・・・しかもバラシ。姿を確認していないので、もしかしたら以前と同じ「座布団」サイズのヒラメかもしれない。しかし以前と違うのは「最後の抵抗」・・物凄く悔しかった・・。

その後、堤防の外側でメジナをかける・・40aに届こうかという良型のメジナであったが嬉しさは半減・・先ほどのバラシが尾を引いている・・ すっかりめげていた。でも、いつまでもバラシた魚を引きずっていてもしょうがない・・。こう言い聞かし 「あれはきっと私の記録魚となるようなクロダイだった」と信じる事で今年一年に夢を託そう思った。
 

まるまる太ったメジピョンを見て俄然やる気を出したのはPUU!先ほど私がメジナをかけたポイントを必要に攻める。私は柳の下のドジョウの二匹目を狙って、再度「船道」を狙う・・しばらくアタリがないまま時が過ぎる・・ちょっとのんびりしだした時、今度はPUUが掛けた!

隣にいた私も聞こえるドラグの「逆転サウンド!」空回りした糸がベールを叩く!「バチバチバチ」凄い勢いで糸が出て行く。振り返った私の目に映ったものは珍しく硬い表情のPUU。「Opaごめん!ちょっとどいて!結構でかい!」「よっしゃ!あいよ!!」すかさず高いところから降りてとっさにカメラを向けた。

PUUの新しいパートナー「オレガ」が結構な角度でひん曲がっている。
「絵になんね〜からもっと竿上げろ!よし!そこで止めろ!」無理難題をPUUに投げつける・・それどころじゃないとPUU!必死のやりとり・・その刹那。獲物は急激な抵抗を見せる・・またドラグが鳴く。

「うぉ〜〜まじ!!???」

この言葉には色んな意味がある・・神津島に通いつづけた昨年。愛用のリールのドラグを締め切って引き出された事は離島でしかありえない・・そう思っていた矢先の房総での出来事。そしてその魚に対してあまりにも切ないタックル。さらに終わったと思った最悪の条件での○○港の底力。そして・・今朝のカミナリで釣りすらも出来ないと思っていた後の嬉しい現実

ドラグを鳴かせ静止させようと竿を上げるPUUの意思と裏腹に魚は沈み堤防の先端を大きく回りこんだ。締め上げていた竿先が止まった。竿先が止まったのは魚が諦めたためではなく魚が釣り人に勝ったから・・。

PUUの2004年初ヒットも私と同じく・・夢に終わった・・。傍で見ていた私にも充分に感じられる魚のサイズ。おそらく房総でのトロフィーサイズだったと容易に想像できるファイトであった。応援に駆けつけてくれた白浜渡船の大和田さんに見取られながら根に入った糸は餞別の「山元ウキ」とともに切られ・・傷口に塩を塗られる気分・・。
 

応援に駆けつけてくれた大和田さんは渡船が出来ない事とわざわざ伝えに来てくれた。大和田さんの話ではこの後すぐに南西風が吹くといっている。そんな話をしている矢先に顔に風が当りだした・・「ヤバイ!これからなのに!!もうちょっとだけ!まって!〜」こんな願いも虚しく南西風は急に勢力を増し・・あっという間に海にはシロウサギが跳ねだした。。風速16メートルの風では立っている事も出来ず、あえなく撤収・・。こうして午前10時・・竿をたたむ。カミナリの影響で竿を出したのが7時くらい・・僅か3時間であったが目まぐるしく色んな事が起きた初釣りであった。


○○港を後にして白浜渡船さんに立ち寄りコーヒーをご馳走になりながら「夏の水難訓練」お願いを大船長(社長)に相談すると快く引き受けてくれた。訓練とはいえ白浜渡船さんは「救命蘇生」の講演ができる平野船長もいる。頼もしいスタッフである。その後、白浜さんと別れ帰路につく途中で新しい大発見をした!