津島メジナトーナメントが今年はルールも改正し神津島メジナダービーとなって開催された。マンツーマンのトーナメントスタイルから、35a以上のメジナ2尾の最長寸、計2日間でメジナ4尾の長寸で争われるようになった。

まさに神津島らしい「大物」を釣ったものがその栄冠を手に入れられる競技である。もちろん、昨年同様、出場選手は関東圏のトップトーナメンターがずらりと顔を連ねる。お気楽釣り人軍団、BIGONEがここの場所にいるのは聊か場違いではあるものの・・でっかい魚を釣れば勝ち!このルールでがんばれなければクラブのたいそうな名前が廃る・・・勝てる相手ではないが気持ちだけはめげないように神津へ。

くじ引きで磯割りを決めて磯を割り当てる。このところ状況の良くない神津の磯のことを考えて初日に釣果のあった磯へ二日目の釣果のなかった組が乗ると言うルール。ようは磯のハンディーをなくすと言う狙い。これによって条件はまったくの五分五分。まさに誰にでもチャンスはあるが、逆にどこに乗っても魚を取れる人間が確実に勝利することになる。

回、この大会にクラブから参加したのは「大物釣りには一発の強さを見せるゴエ会長」と「磯釣り暦は浅いが現在貪欲さでは筆頭の若手ウニマサ」彼らはくじ引きで渡船は「海央丸」に、私はもう一隻の協力渡船「大明丸」に乗ることになった。

そして同じくくじ引きで決まった私の磯割りは「恩馳の大根」に決まった。このところの神津島の状況は決してよくなく事前の話ではイスズミの餌取が多くメジナの型も上がっていない・・・つまり恩馳であろうとも手放しで喜べる状況ではない。

同じく大根に乗ることになったのは「YOUSHIの山本さん」多くのメーカーの看板を背負うバリバリのトーナメンターの代表格。もちろん山本さん以外の方々も前島さんをはじめ音に聞こえる面子が大根に6名降り立った。

 

磯でのポイント決めもくじ引きの順番で決める、1番の前島さんは大根の先端を選んだ、私は2番目。潮の中はイスズミだらけと予想し最初から際狙い。際を狙いやすい長ン根向かいのチャカ付け場を選んだ。

手早く仕掛けを作りいざ!競技開始。朝一番だけサラシの切れ目を狙ってみる。案の定イスズミだらけ・・・分かっちゃいたけどカナリ凹む。

際狙いは結構しんどい釣り・・どうしても目の前に良いヨレとかできたりすると浮気したくなる!ところがウネリが高くて大根と長ン根でしか釣りができなかったくらいだったのでチャカ付け場にもうねりが這い上がってくる。低いほうに降りていた私はそのうねりを食らっていきなり柄杓を破損・・汗。そして予備も不注意で破損・・涙。この状況を見かねて山本さんが柄杓を貸してくれたが柄杓が2本も折れたのは際をやりなさいと言う神様のお告げと勝手に決め込む←単細胞筆頭。

昼過ぎまでキーパーサイズ39aは釣れていたが跳ね上がるほど嬉しい良型は出ていなかった。しかも、見回りに来た海央丸の石田船長の話では、ほかの磯もまったくめぼしい魚どころかキーパーさえも取れない方も多いとのこと、その時点の情報で唯一キーパーを2枚上げていたのは、前人未到のJFT4連覇を成し遂げたシマノの高野さんだけ・・・

私の39aを伝えると「冗談抜きでそれ(39a)良い方です!」って寂しいお話。まぁ〜高野さんの釣果は私に関係ない・・・っていうかその時の私にとってはまったく意識する必要もない・・なぜなら私と高野さんが争うなんてことがあるはずがないから・・・笑。

午後になりうねりがさらにきつくなって来た頃。カナリ魅力的なサラシが私の目の前にできるようになった。仕掛けを工夫して、前回も大根で釣れた仕掛けで再度、際へもぐりこませるとコツンと穂先にあたった!あわせると今までにない重量感。

元気いっぱいの引きを何とか凌いでタモに納めたのは47aの尾長メジナ。飛び上がるほど嬉しい一尾、際狙いに確信をもって残りわずかな時間も際から浮気はしない!そして同じ場所で終了間際に同じようなあたり!あわせると先ほどと同じような重量感。絶対にバラせない!丁寧に丁寧に寄せると・・・45aの尾長!

局その後はそれ以上のサイズは出なく、初日の釣りは結局この2尾を検量へ出すことになった。大根は状況は良いとは言えず、結局、山本さんが43aを上げただけでこのほかに際立つ釣果は出なかった。

各磯へ渡っていた選手たちを迎えにいって港に戻るとすでに大根の誰かが私の釣果を伝えていたようで「でっかいの獲ったって聞いたよ〜〜」と茶化す。茶化されてもどうせこの面々だ、私の釣果はたいしたことがないだろうと検量へ持ち込む・・・

ところが予想に反して思ったほど魚が出ていない・・・って言うか青天の霹靂。なんと初日の検量を終えたら私が暫定トップ???2位にはナダラへ渡っていたYOUSHI会の会長、ご存知「大塚さん」が40aオーバーを2枚そろえて2枚合計で80a台へ乗せていた・・さすがだ・・。王者高野さんはキーパーさえ取れないような状況の中しっかりと価値ある35aと37aを2枚獲っていた・・現在6位。結局初日に2枚のキーパーを検量できたのはなんと9名。ほんとうに状況は良くないようだ・・・

私は初日は唯一90cm台に乗せた暫定トップであったが・・全然安心できない。っていうか明日になれば簡単に消える人ですからってな具合でお気楽な感じでした・・・。