2007年8月19日、海における転落事故への対処方法と転落者の心構え、また、転落者の救出方法などを重点にした海防訓練を実施しました。折りしも、この日は朝から、海上保安庁の救命ヘリが野島崎灯台から白浜界隈を、前日の海水浴場での行方不明者を捜索していた日であり、参加者の訓練に対する意識は高まった。

海防訓練要綱

参加者全員が、ライフジャケットを装備し、フィッシングウェアー、グローブ、磯ブーツと実際に釣りをする時とまったく同じ装備で海に飛び込み訓練に望みました。

@ 命を救う「もやい結び」について

YOU-SHIから販売されているレスキューロープを使った簡単な体の固定(ロープの結び方)の訓練です。万が一、流れのある磯などで転落した場合、流されないようにロープで救急の救助支援が必要です、その際に、体を固定して救助を待つために必要なロープの結び方を訓練しています。なお、私どものクラブではレスキューロープの完備は義務付けられています。磯釣り師であり、仲間の安全を思う気持ちがあるならば、磯バックに一つは持っておきたいものです。

 

A 転落者の海面での心構え

転落者は、海に落ちたというだけでパニックになります。また、普段からライフジャケットの浮力を経験していないと沈んでしまうのではないかという恐怖心でパニックに拍車が掛かります。磯から転落した場合は、まず、磯から離れ、安全な場所へ移動する事が大切です。また、安全な場所に移動したら、【安全姿勢】をとって無駄な体力の浪費を極力避けます。

【安全姿勢とは?】 注)写真参照
ライフジャケットの襟を引き寄せる事によってライフジャケットが沈みます、これによって浮力が余計に発生する事により、頭部が水面上に出て呼吸などがしやすい楽な姿勢を維持できます。

また、訓練でさえ、水の中での【もやい結び】での体の固定は、難しいものだと分かりました。実際に海に飛び込んでやってみたからこそ、海上では身動きが取りづらいことを経験できました。