2005年・・・この大会が今のルールになった。それまでのトーナメントルールから、神津島の大会らしい明快なルール、「一番でかい魚を多く釣ったものが勝つ」に変わった「そんな豪快なルールで大会をやろう!」トーナメントと神津島に精通する、柳下光康氏の呼びかけで、関東圏のトーナメンターが一同に顔を揃えるゴージャスナ大会へと変貌する。第2回大会からこの大会に参加している私は、場違いな場所と知りながら柳下さんの人柄に惹かれ顔を出すようになった。

でかい魚を釣る・・・まさにClub BIGONEのチーム理念に似たこの大会の趣旨は、参加するだけの私でさえも少しだけその気になるような勘違いができる単純明快なルール。過去にない意気込みで参加した結果。類まれな幸運を駆使し、色々な偶然が重なって優勝というお門違いな立場を手にした。

25mmの圧力・25mmの歓喜 より

あれから4年、神津島めじなダービーは、冠名を変え、「神津島ファイナルスピリットカップ」となった。連覇などという大それた目標を立てた翌年は、ナガッサキのサバに翻弄されて撃沈。8位に終わった。昨年は、初日暫定4位ながら、二日目に思うような釣果を上げられず7位という成績・・・。

あの優勝は・・・・やっぱりマグレだったのか???私自身がそう思う始末・・・笑

 
 

今年も、この大会がやってきた、トーナメントなどという競技にほとんど出ない私たちには、唯一、競技のような形で釣りを行う行事。もちろん本格的な競技ではないにしろ・・・顔を揃える面子が・・・すっかりガチンコな方々。

そんなトップトーナメンターの皆さんの足を引っ張らないように気をつけながら性懲りもなく今年も参加する・・・。

そろそろ・・・ねぇ〜〜少し良いところ見せておきたいね〜〜そんなことを思うも・・・もちろん、うたかたの夢。

当日の天気は、晴れながら・・・あいにくの西の強風、いわゆるナライの風が強く、海央丸に乗り込んだ私は、くじの順番で9番目に磯に下りることになった。なんとも中途半端なくじ順。

1番から風裏にあたるナバタケという磯へ降りていく、ナライが強いときの逃げ場にあたるこの磯は、決して爆発的な釣果は望めないが条件が合えばそれなりに数が出る場所。こうして順番どおりに次々に船長が指示する場所へ釣り人が降り立つ・・・いよいよ私の番。

そんじゃ〜ここに降りちゃおうかぁ〜〜

船長が指示した場所は、ナバタケとオレタチという磯の中間にある磯・・・いや・・壁・・・むしろ崖。足場はすこぶる悪く、荷物の置き場ももちろんない・・・。おまけに大きな湾の一番奥まった壁につき、潮は劇的に動いていない・・いや潮というべきものは皆無(涙 後で知った話だが・・このポイントは名前すらない・・つまり無名磯、否、無名壁・・( ▽|||)

長野からいらっしゃった方と一緒に降り立った・・・わざわざ長野からいらっしゃったのに・・・アーメン(+д+)
仕掛けを振り込んで数分で・・・萎えた。

 
 

あきらめずに粘ろう・・・そう思えど・・・なんせ・・・潮が・・(T_T)

もうそこは捨てて【際狙い!】、さっき、船長も言っていた、「ここは際がいいからじっくり粘ってみて〜」っと・・・根がかり覚悟のゴク際狙い!!

キタっ!!!!

一瞬だけの締め込みであがってくるのは・・・・赤い魚ばかり・・・おじさん・・・ぶーちゃん・・(=_=;

おまけに足場が悪いので足が痛い・・・ へんなカッコで立っているので我慢してると・・・足が攣る・・(TOT)

も〜〜〜ムリっ!!

一生懸命竿を振る同伴の○○さんには申し訳ないけど早々にご休憩・・コーヒータイム。
いやはや・・・・こりゃ〜初日から困ったもんだね・・・今年は早々に初日で・・・はい!!消えたぁ〜のパターン。

西風がさらに強くなって、風裏のナバタケ周りにさえも少し風が回り込むようになってきた・・・。
沖合いは西の強風を受け大きなウネリが出始めている。そのウネリが、大きな湾の反対側の壁に当たって沖から挿してくる潮・・・というよりウネリが出始めた。

コーヒーブレイクの真っ只中だったがすかさずコーヒーを置いてロッククライミングさながら釣り座に戻る。

ちょっと潮動きましたね〜足元に少しサラシができていい感じじゃないですか??食うなら今かな??

そういって休憩していたにもかかわらず、さもさっきまでやっていたように目の前に潮目に仕掛けを振り込む。

ブンっ!!!

0号でゆっくり沈めていた仕掛けにいきなり来た重量感。ファーストヒット!!!!
中々の締め込みをしっかり味わってようやくランディング・・・お願い・・・白いのは勘弁して!!

水面を割ったのは、紛れもない・・・めじな。

抜けるサイズだったけど万全を期してタモを使う、あがったサイズは40.5cm!!よっしゃ〜キーパーゲッちゅ!